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変形性膝関節症で着目すべき”KAM”とは

おはようございます😃 月曜と火曜日は雨が降っておりとても寒かったですね😅 水曜日は晴天でスッキリした天気でしたが風がとても強くてまだまだ肌寒い日が続いておりますね。

さて、今年は早いもので少し前までお正月だと思っていたのですが、もう4月なんですね。4月と言えば花見や入学式など色々な行事が目白押しですね♬ 私も4月に向けて膝痛治療を張り切っていきたいと思います😄

本日は引き続き変形性膝関節症についてお伝えしていきたいと思います。

変形性膝関節症を学ぶ上で非常に重要なキーワードになる言葉に”KAM”という言葉があります。このKAMとはknee abduction moment:の略語となります😃

日本語では膝関節外反モーメントと言われております。

この外反モーメントとは「膝関節を内反させようとする力」のことです。もっと簡単にお伝えすると膝をO脚にさせようと働く力のことになります。変形性膝関節症の治療をする上でこのKAMの増加をいかに減少させるかが大切なkeyとなっていきます。

上記の右の図はO脚の患者様の膝の状態となっており、左の図は正常な方の図になります。O脚の患者様の膝関節の床反力ベクトル(黒い線)と膝関節中心の位置が離ることで膝関節の内側へのストレスが強く出現してきます。

この床反力ベクトルと膝関節中心からの距離が離れていればいるほど膝の内側にかかる圧力は強くなるわけですね🧐

変形性膝関節症の患者様の膝関節は症状が進行すればするほど、O脚が進んでいき床反力ベクトルから膝関節中が外側に離れていきますよね。そうすると膝の内側がどんどん圧縮されて詰まっていき軟骨等の組織も傷つきやすくなってきます。

基本的に健常の膝関節の方の歩行周期においてもローディングレスポンス、ターミナルスタンスといった歩行の際に、膝関節中心は外側に床半力ベクトルから膝関節中心は離れていきますが変形性膝関節症の患者様は全ての立脚期において(足が床に接地しているとき)膝関節の外反モーメントは作用していると言われております。

以下に歩行周期を載せさせて頂きます。ローディングレスポンスは左から二番面、ターミナルスタンスは左から四番目になりますね。

変形性膝関節症の患者様の下肢は膝関節屈曲位・下腿過外旋位・内反位となっており荷重線が膝の後内側に集中するため、内側の半月板が膝の内側部に逸脱し内側側副靱帯や後方関節包を圧迫し痛みを出現させることがしばしばあります。

そのため、膝関節屈曲位に対しては膝関節伸展方向への可動域の確保、下腿過外旋に対しては脛骨内旋誘導、股関節内転筋筋力強化を行ない、床反力ベクトルと膝関節中心の距離を極力近づけられるように治療を行なっていく必要があるわけですね。

このようにして”KAM”の減少を図っていくことで膝の内反位が修正していきますよね。O脚ですのでX脚方向のアライメントを目指すようなイメージになってきますね😃

KAMについては変形性膝関節症を考える上で非常に重要なため、引き続き情報発信をしていきたいと思います💪

次回も皆様に有益な膝痛情報をお伝えしていきたいと思いますので楽しみにしていて下さい🤗

-安芸 雄二郎

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